清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 10:20:04
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清瀬市の第7小学校と第3小学校で行われた「清瀬市総合防災訓練」に参加してきました。
鈴木が参加したのは避難所に設定された7小の体育館で避難民になるという体験です。
避難所の入り口で紙に名前と住所を書き、それとは別に小さな紙に住所氏名などを記入しましたが、これは回収されなかったので「自分で持っていろ」とということなのだなと自分で判断しました。
この点についての説明・指示は受付では「なかった」です。ほとんどの人が初めての体験ですから、受け付ける側でも混乱があったのだと思います。Aと書いた紙切れはA班に属するということです。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 10:32:12
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これがそのカードですが、「自分で持ち歩く避難者カード」というなら、もう少し厚手の紙でないとダメです。(これは私が避難所の入り口で実際に書いたものです。こんなもの掲載して、プライバシーの公開になってしまいましたね。)
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 11:48:46
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避難所内でA班が集まり、避難生活やさまざまな事柄の説明がありました。社協の人がマニュアルを読み上げています。「声が小さくて聞こえない」というクレームがあり、読み手が男性に代わりました。
この人は精一杯の声を出していたと思いますが、私もよく理解できませんでした。いくつかの要因があると思います。
①周囲が騒がしいこと。
②聞く方の気が散っていること。
③マニュアルにも問題があると思います。①、②の状態で聞いて理解してもらうためには、普通の文章を普通に読み上げても理解してもらえないでしょう。要点を箇条書きにして、そこだけは大きな声で身振りも交えて話し、伝えること。練習が必要だと思いますが...
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 12:49:54
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清瀬市内の各地域の危険度を示すグラフが貼ってありました。
この訓練は竹丘、松山、梅園地域の訓練ですから、その部分には赤くしるしがしてあります。
このグラフから、私が住む竹丘三丁目は地震による倒壊よりも火災による危険度の方が倍くらい高いことがわかりました。
清瀬市は関東平野の中でも武蔵野台地というやや高台にあるので津波の被害はないだろうと思われています。一番危ないと言われているのが首都直下型地震と立川断層地震です。
清瀬市の北部には柳瀬川と空堀川という二つの川が流れているので洪水の危険があります。
もう20年以上前になるでしょうか、大雨が続いた時、柳瀬川のふちに建っていた家が2、3軒流されました。護岸が削られて流されたのです。私が見たのは流される半日くらい前でした。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 13:08:44
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清瀬市の洪水ハザードマップです。大地震以外では、この水色の部分が一番危険な場所と思われています。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 13:25:37
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都立清瀬高校の生徒たちが市内を実地踏査していろいろなことを調べてくれました。梅園地区の調査です。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 13:37:57
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松山地区の調査です。「松山」というのは愛媛県ではありません。清瀬駅南口から清瀬高校、7小辺りまでの地域ですが、繁華街から緑地帯までさまざまなところがあります。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 13:48:02
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A班でいくつかの場所を見学に行きました。
7小にある震災対策用井戸です。
「飲用以外に使ってください」と言っていました。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 13:56:27
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これが井戸の本体です。発電機が入っています。
井戸というからつるべ井戸かと思っていました。私の頭の中は江戸時代です。
これも実際にエンジンをかけて、水を出してみたほうが良かったんじゃないでしょうか。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 14:05:01
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災害時用の出張公衆電話です。伝言ダイアルのやり方を教えてくれるブースもありました。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 14:18:09
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マンホールトイレです。7小にはトイレ用のマンホールが6つありますが、トイレは5つしかないそうです。
これ、テントのビニールが薄いんじゃないでしょうか。これじゃ女性は嫌がりますよ。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 14:21:40
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トイレの座椅子部分を組み立てるのに手間取っていました。もう少し、簡単に出来ないでしょうか。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 14:33:21
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7小の校庭では、ほかにもトリアージの判定とか、AEDや心臓マッサージなどの救命法の講習など、さまざまなことが行われていましたが、私は「避難者」だったので時間的余裕がなく、参加することが出来ませんでした。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 18:01:56
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次に、道路の斜め向かいにある第3小学校に向かいました。ここも防災避難訓練をしている会場です。消防団員の訓練や炊き出しをやっています。
ひっくり返った乗用車を戻す訓練です。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 18:34:13
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陸自が「豚汁」と「ご飯」を作っています。この車はコンロが4つ付いていて4種類の料理が同時に作れるようです。手前では豚汁を作っていて、奥の方ではお湯を沸かしています。
そのお湯でアルファ米を戻して「ご飯」を作っています。このご飯を家に帰ってから食べましたが、驚きました。おいしいのです。
アルファ米は2012年頃から石巻で食べていますが、その頃に較べると格段に美味しくなっていました。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 18:51:16
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これが陸自の豚汁です。ちょっと甘口で野菜たっぷり、肉もいっぱい入ってました。美味しかった。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 19:49:10
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煙体験ハウスですが、体験は終わってしまったようです。自分が火事に遭った時、煙を吸わずに逃げられるかどうかで生死が分かれます。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 19:57:18
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燃える家屋から人を救出する訓練です。
動画からとった静止画像ですが、小さくなってしまいました。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 21:13:42
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帰りにお土産をもらってきました。市が備蓄している非常食です。賞味期限が来たものはこうやって市民に配ります。
缶に入っているのはパンです。オレンジ入りのパンを食べてみました。缶を開けるとき、「パン」という大きな音がしてびっくりしました。パンだから「パン」と駄洒落を言ってるわけではありません。
味は、家族には評判よかったですが、私はまあまあというところです。
今回の総合防災訓練で印象に残ったところは、避難所訓練での混乱でした。多少の混乱はありましたが、避難して来たみなさん、本当の災害で避難してきたときは、もっとひどい混乱になると覚悟しているようでした。
その意味では、今日、混乱の予行練習が出来たことは良かったと思います。
2011年の4月2日、3日、4日と石巻専修大学の室内練習場を借りた臨時倉庫で救援物資の出し入れをしたとき経験した大混乱が忘れられません。あまりの混乱に、もう笑うしかありませんでした。
誰も、あのような大災害を予想なんかしていませんでしたから、前もって支援物資の出し入れの計画・練習なんかしている人はいません。誰もが初めての経験でした。混乱は当然予想されたことで、実際もその通りになりました。
多少なりとも、そういう経験が出来たのは良かったと思います。
Re: 清瀬市の総合防災訓練に参加してきました。 - 鈴木
2017/11/13 (Mon) 23:29:57
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みなさん、いかがでしょうか、それぞれ自分の町で経験した防災訓練をここに投稿していただけないでしょうか。訓練の全体でなくても、一部だけで結構です。
それぞれの地方によっていろいろなやり方があると思います。うちの町はこんなことをやっていた。こんなユニークな考え方があるぞ。こういうやり方はどうなんだろうか。
この掲示板をお読みのみなさんが経験した防災訓練、みなさんが考えたアイデアなどなどを、ぜひ共有させていただきたいと願っています。
他の町がどんな訓練をしているのか知ることは大事なことだと思います。いいことをやっているなと思ったら、真似をすればいいのです。
そのためには知ることが大事です。清瀬市の防災訓練は津波が予想される地域の訓練とはまったく違うと思います。
津波が予想される地域での訓練は、とにかく逃げることに主眼が置かれると思います。避難道路を作ったり、避難タワーを作ったりした上で、あとは如何に早く逃げるかの訓練がポイントになります。
それに較べれば清瀬の防災訓練はあまいと言われるでしょう。しかし、もし東京に震度7の大地震がきたらどうでしょう。
私は熊本県の益城町で山本さんという方に震度7の揺れから逃げた話を聞きました。二回目の震度7のとき、夜中だったけど揺れに気づいて、奥さんと二人ですぐに家を飛び出したそうです。その直後に、家は完全に潰れたそうです。あと数秒遅かったら二人とも命はなかったと言っていました。
そういう地震が東京で起こらないという保証はありません。今や日本は、どんな災害がいつ起きるかわからない時代に突入しています。巨大台風が来て風速70メートルの風が吹いたら、線状降水帯が24時間も続けて来たら、竜巻が起きたら......。そういう災害に備えるためにはどうしたらいいか。
私は他人の智恵を借りることが一番いいと思います。自分の経験や知識、智恵だけに頼るのではなく、さまざまな人の経験を頼りにし、その知識や智恵を借りるのです。そういうものを持っている人は、惜しみなくそれを提供する。そうすれば多くの経験を、たくさんの智恵を共有することになります。そして、それが多くの人びとの命を救うことにつながれば、それにまさることはありません。
まずは、防災訓練の場で経験と智恵を共有できればと願っています。どうぞ、みなさんの智恵を貸してください。