市民の会 秋田県支部長の永瀬さん - 市民の会ぽんぽこ邸本部
2018/03/12 (Mon) 23:37:43
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今回の追悼集会には
京都外国語大学
立命館大学
からも参加がありました。前日までに石巻入りし、市民の会からは鈴木安夫、永瀬秋田県支部長が応対しコミュニケーションを図りました。学生たちは「大川小学校には重大な関心がありますが車がありませんし、時間的にも大川小学校跡地見学をすることはできないと判断しています。残念でなりません」とコメントしていたのだそうです。
それを側で「じっと」耳を傾けて聴いていたのが秋田県支部長の永瀬さんでした。永瀬さんは翌朝、車を手配し自らが運転手となって学生らを大川小学校跡地まで連れてゆき、「あの日、この場所で何があったのか?」を観てもらえるよう配慮しました。
「流石、永瀬さんだ」と市民の会の代表の藤田は思いました。思えば2011年から永瀬さんは「つねに」縁の下の力持ちとして市民の会を支え、石巻の支援、復興運動に大きく貢献されてきたボランティアさんだったのです。京都から遥々石巻入りした大学生らが「車がない」という、たったそれだけの理由で大川小学校跡地の見学を諦めることが、どれほどの知的損失に発展するかを永瀬さんは深く憂慮したのだろうと思います。
この場を借りて、永瀬さんへ。
2011年から石巻が大変お世話になりました。石巻の被災者の一人として深く感謝しています。
市民の会 代表 藤田利彦
(京都外国語大学、立命館大学の学生たちは大川小学校跡地見学でき、感銘を受けたとコメントしていたそうです)。