石巻市復興を考える市民の会公式掲示板「その4」

石巻市復興を考える市民の会 公式掲示板4

265115

うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/20 (Sat) 23:55:40
*.home.ne.jp

今回、石巻での歌声喫茶はぶらいとで終わりです。米村さん、毎回10キロもあるアコーディオンを肩から下げているだけで重労働です。

木村さんと久しぶりの再会です。お互い元気でなにより。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 14:36:15
*.home.ne.jp

歌声喫茶は、まだ始まっていませんが、米村さんのアコーディオン演奏が続きます。「旅の夜風」「有楽町で逢いましょう」「銀座の恋の物語」など懐かしい曲が流れています。知っている人はいっしょに歌っています。

席には、すでに10数人の人がすわっています。アコーディオンの音が流れるなか、「ぶらいと」以外からも、近隣の施設から次々とお客さんが集まってきます。

「どうぞ、どうぞ、いらっしゃい」と米村さんの歓迎のことばが響きます。徐々に熱気が高まってきました。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 14:46:29
*.home.ne.jp

玄関わきには初夏の花が咲き乱れています。石鉢の水槽には涼を演出する金魚が群れています。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 14:55:21
*.home.ne.jp

いよいよ始まりました。これから1時間半ほどですが、楽しい時間が続きます。

「いま、ご紹介頂きました神戸からやってまいりました。みなさん、毎日しっかり歌歌うてはりますか」

「はい」

「ありがとうございます。とにかくね、歌歌うていると元気になります。何で元気になるか、今日は、それをみなさんに体験していただきたいと思います。で、歌う前の口の体操をちょっとしてみたいと思います。それではみなさん、ご唱和ください。ご一緒に。ぱ ぴ ぷ ぺ ぽ 」

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 15:15:15
*.home.ne.jp

始まってからも、お客さんが引きも切らずにやってきます。場内は満員です。追加で折りたたみ椅子がいくつも持ち込まれました。

人数を数えるのは、途中で帰る人、後から来る人がいるので、とても難しいんですが、今回はそういう人も含め、職員も含めると50人以上はいたのではないかと思います。

会場は歌声喫茶が始まったばかりで、口、舌、喉の体操の真っ最中です。「雀の学校」や「おもちゃのマーチ」が流れています。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 15:37:20
*.home.ne.jp

歌声喫茶は懐かしのメロディーのコーナーに入りました。

ページを探す、というお手伝いは必須です。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 16:12:49
*.home.ne.jp

「みかんの花咲く丘」を歌います。ここでは3番の歌詞を掲載します。


何時か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる

この3番を歌う時、涙を流す人をたくさん見てきました、8年も前からです。

人間は、いくつになっても「母さん」への思いはひとしおなのですね。私もそうです。母親のことを思い出すと、胸がじんわりと熱くなってきます。

私が7、8歳の頃、度を過ぎたイタズラをしたとき、母は私をきつく叱りました。

「母さんは、おまえがこんなことをするように育てた覚えはありません。情けない」と泣いていました。忘れられません。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/21 (Sun) 16:23:57
*.home.ne.jp

人間は、自分が何歳になっても母親は母親なんですね。自分がとうに母親の歳を越えてしまっていても、母を思い出すときは、あの幼い日の自分に戻ってしまうのです。

もう決して返っては来ない母親との「良き思い出」は、人にとって人生で積み重ねる「良き思い出」の原点、出発点なのでしょうね。だから、人は常に、そこに帰って来るのです。

人は、ボランティアをすると、あの日の懐かしいぬくもりに帰れるのではないでしょうか。

「みかんの花咲く丘」に涙する人は、きっと幸せな人なのだと思います。

母というものの偉大さと責任の重さを痛感します。でも、グレート・マザー(子どもを支配し、思う通りにコントロールしようとする母親)は子どもにとって重圧です。子どもは萎縮するか、反発するかのどちらかです。スモール・マザーでいきましょう。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/22 (Mon) 12:07:39
*.home.ne.jp

「ぶらいと」の廊下はギャラリーにもなっています。入所者の手芸作品が飾られています。来るたびに違う作品がかかっています。

ここは小さな小さな「ブライト手工芸美術館」です。毎年ここに来て、作品を眺めるのが楽しみです。

ロンドンに「ヴィクトリア・アルバート・ミュージアム」という美術工芸品の大きな博物館がありますが、その一角に、この作品が展示されていても不思議ではないと思えてきます。

季節替わりで、こんな作品が展示されていたら微笑ましいと思うのですが。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/22 (Mon) 12:59:19
*.home.ne.jp

こういう光景があちこちで見られます。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/23 (Tue) 17:29:17
*.home.ne.jp

「青い山脈」を歌っています。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/23 (Tue) 19:12:41
*.home.ne.jp

「私、神戸で、歌声喫茶という店をやっているんです。そこに毎回20数人の方が歌いに来てくださるんですが、その人たちが「みじんこ募金」というのをやってくださっている。私たちがここに来るための交通費等々を積み立てて下さっている。その多くの方がここに名前書いて頂いている。今、みなさん方が寝るときは一人ぽっちだけど、ここに来るとこれだけの仲間がいるんだよ、いえいえ、実はみなさん方のこと思って、これだけの多くの皆さんが応援しているんです」。

と言って、米村さん、後ろに掲げてある応援幕の方に手をひろげて来場者の注意を惹いています。

「神戸でも震災にあったとき、みなさんからいろんな形で力を頂きました。そのこと知ってるんですね。痛み知ってるんです。ですから、ここに書いてある皆さんがみなさんのこと思っているんです。それを忘れないでください。私たち3人がここに来てるんですけど、私たちの後ろには、これだけの方がみなさんのこといまだに思ってる、それを憶えておいてください」。

みなさん、ひとりぼっちじゃないんだよ、みなさんの後ろにはこれだけの人たちがついているんだよ、と励ます米村さんのことばに力が入ります。みじんこ募金の方々、神戸の方々、兵庫県の方々には、もう8年もお世話になっています。

私が2016年に神戸で開かれた「東日本大震災5週年祈念集会」に行った時、神戸の市街地を歩く人たち、集会に集まった人たちを見て、「ああ、この人たちが東北の被災地をずっと応援してくれているんだな」と思い、胸が熱くなったことを思い出しました。

石巻も、このご恩を忘れないようにしなければなりませんね。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/23 (Tue) 19:32:27
*.home.ne.jp

歌声喫茶は、間もなく終了ですが、その前に帰途につく方が何人かおられます。

Re: うたごえ喫茶、ぶらいと、2019.6.25午後 市民の会.

2019/07/23 (Tue) 19:39:52
*.home.ne.jp

楽しかった歌声喫茶が終わって、米村さんが客席のレディに声をかけています。

「どう、今日は楽しかった ? 」「はい、とっても」

レディは米村さんの手を放してくれません。

「ぶらいと」のみなさん、ありがとう。米村さん、奥様、あけびちゃん、ありがとうございました。

これで、今回の歌声喫茶の公演はすべて終了しました。

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.