歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/13 (Fri) 18:21:47
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歌声喫茶二日目の午前中は石巻市大橋の「やわらぎデイサービスセンター」で行われました。
通所者の中に101歳の方がおられました。大正7年生まれの方です。
--大正、昭和、平成、令和と4代を生きてこられて、思い出の歌とか、ありますか
--はい、岸壁...
--岸壁の母ですね。
--耳が若干遠いんですね。アコーディオンの音、聞こえますか
--はい
--岸壁の母は僕のレパートリーにないんで、...
私は昭和25年生まれ
--私は大正7年生まれ、(昭和25年生まれなんて)孫みたいなもん
--孫! 孫になっちゃった。
米村さん、まだ歌声開始まえですが、いろいろな曲を弾いていきます。「憧れのハワイ航路」「若いお巡りさん」「旅の夜風」「君の名は」を弾いて、鶴田浩二の「街のサンドイッチマン」のところで、歌詞とメロディーがすぐに出てきません。
--ありゃ、ごめんな、この間まで覚えとって...
--もう、(私らの)仲間入りしたんべさ
--ああ、仲間入りね。ありがとうございます(爆笑)。
お上手、座布団3枚あげるわ。いやいや、仲間入りなー(嘆息)。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/13 (Fri) 23:28:57
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人数がそろって、歌声喫茶が始まりました。歌集が配られます。
--はい、あらためておはようございます。もうここ何回になるのかね、だいぶ寄せていただきましたね。今から八年前、大変でしたね。私も震災が起こった年の11月から、石巻のほうに寄せていただいて...私たちも神戸で震災に遭いまして、町は壊滅状態で大変だったんですけど、その痛みを知っていますから、歌でみんなを励まそうと...
声を出したら元気になりますのや、まずはご挨拶代わりに
といって、ロシア民謡「コロブチカ」の演奏が始まりました。すると職員の高橋さんが、もう一人の手をとって踊り始めました。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/14 (Sat) 21:17:08
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「切手のない贈り物」で歌声喫茶が始まりました。終わって
今日の巡回ラジオ体操は「やわらぎ」にやってまいりました。ワーイ、ということで「ラジオ体操の歌」となりました。終わって
--今日はラジオ体操で体を動かしたということで、今日はお口を動かします。口も歳を取ると回転が悪くなる。歌をしっかり歌うとお歳を召すのが若干遅れてくる。衰えが緩やかになってくるということですから、しっかり動かしましょう。
ということで「雀の学校」「おもちゃのマーチ」「夕日」でしっかりとお口の体操をしました。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/14 (Sat) 22:11:27
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懐かしの昭和歌謡のコーナーに入りました。
--懐かしい歌を歌うと、みなさん方が輝いていた若いころ、若い男をブイブイ言わしたやろ、ほんまにー。
--ないない(笑い)
--そんな若い時の背景がよみがえるんですよ。ですから、その当時の懐かしい歌を歌うのがもってこいでございます。ということで「山小屋の灯」
--昔思い出したんちゃう、若かった時、鏡見ては、もうちょっときれいにしよ、塗りすぎて笑われへんやろかって、笑ろたらこのへんヒビ出来たって。みなさん方って自由に恋愛って出来なかったの? プロポーズのことば覚えてるか。
--プロポーズなんて、なかった
--なかったのかい(笑い)
やわらぎデイサービスセンターは通所なので、曜日で人が変わります。それで...
--そうかそうか、今日、ハモニカの方は?
--今日は、曜日が違うので来ていないんです。
--ああ、そうか、なるほど。歌声喫茶が初めての方もおられるんだね。あなた、初めて、じゃあ、紹介しましょう、きれいな女性が一人そこにおるでしょう。(と言って、妙齢をかなり過ぎた女性を指すと)
--きれいな...(感激の面持ち)
何人かが拍手しました。
--(その人が..)なんか、拍手パラパラだねえ(一同爆笑)
--盛大に拍手してあげて
笑いの渦のなか、盛大な拍手が起きました。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/15 (Sun) 21:07:21
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「憧れのハワイ航路」「月がとっても青いから」を終わって
--日本だけですよ、お月様を友達のように、慈しむようにお月様とお付き合いしているのは。これがヨーロッパに行くと大変やね。満月言うたら悪魔やねん。ドラキュラが出てくる。で、間違うて、ドラキュラがいっぺん日本に来たことがあるねん。
で、腹減っとったんやろなあ、スーパーマーケット行きよってん。だけど、閉まっとんねん。「なんでやー」って、満月の月に十字架をかざして叫びよってん。「ああ、あくのじゅうじか」。(一瞬の間をおいて笑いが起きましたが、キョトンとした人も)
あのな、満月出る時いうたら夜やん、そやけどスーパーマーケット開くのは朝の10時やってん。夜開いてへんやん。あのな、こういう洒落ってな、解説するほど空しいことない。(爆笑)
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/15 (Sun) 22:12:06
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「丘を越えて」「ミネソタの卵売り」を歌ってから、
--こういう歌は締まりがよくなる。さっきも言ったんだけど、筋肉は80になっても90になっても鍛えられるんです。ただ、みなさん、「もうダメよ、歳だから」なんて、自分では若いつもりで「まだまだ、おじいちゃん、おばあちゃんなんて呼ばんとって」なんて言う人結構多いやけど、そのくせ、なんやかや言い訳、「もう、歳やから」と言い訳に使うけど、肝心なところで使えない。そういうのはいかん。歩きながらでもコッコッコッコッ、キュッとできるでしょう。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/15 (Sun) 23:03:40
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次、リンゴの唄を終わって
--日本が戦争に負けて沈み込んでいるときに、みんなを元気づけようというのではじまった「ラジオ歌謡」というのがありました。その中で盛り上がってきた「歌声運動」というのがあって、歌声喫茶もその流れを引いているんです。歌声喫茶ができたのは昭和31年なんですよ。ラジオ歌謡は昭和21年、終戦後すぐに始まった。映画もありました。「そよ風」という映画の主題歌が、この「リンゴの唄」、それから「青い山脈」というのがありました。それで世の中が元気になってきた。その歌声の中で主役を果たしたのが、この手風琴という楽器、今はアコーディオンといっている。ピアノやオルガンはデカいから外に持って運べないじゃない。これは、ほら、軽いから。これはハモニカと同じなんです。この中にハモニカのデカいのが3本ほど入ってまして、
ここからアコーディオンの説明と実演が始まりました。「蝶々」の曲をもとに長調と短調の違いを分かりやすく教えてくれました。明るい音でシャンソンの実演、低い音でのラ・クンパルシータの実演がありました。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/15 (Sun) 23:24:37
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ここで米村さんから注文が一つ出ました。
--ここまで、いろんな歌を一緒に歌いましょうとやってきました。今度はみなさん方から私にプレゼントしてほしい曲があるんですよ。いや、ハアーって感心している場合じゃないよ。
そこで、斉太郎節が始まりました。そのあと、「石巻の女(ひと)」なら、誰でも歌えるといってみなさん自発的に歌い始めました。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/16 (Mon) 17:16:33
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「故郷の空」「旅愁」「紅葉」「里の秋」を歌い終わって
--私、この歌理解しがたいところがある。一番、二番は栗が出てきているんですよ。三番になると栗じゃなくて椰子の実が出てきちゃう。びっくりですよね。
ここでパラパラとまばらな拍手。
--若干の「受け」ありがとうございます。(笑い)
--これ、ちゃんと理由があるんです。昭和20年、終戦を迎えましたが、兵隊さんはまだ戦地にいったままなんです。戦後処理を終えて、初めて南の島の兵隊さんが日本に戻ってきたのが昭和20年の12月24日だったんです。4ヵ月も経っていた。その第一陣が横須賀に着くときにNHKがラジオで「外地引き上げ同胞を激励の午後」という番組をつくった。その時のテーマソングになったのが、この曲なんです。
だから、一番、二番は戦争に行ってるお父さんを思って子どもとお母さんが留守番していた。三番でお父さんがお船に揺られて無事に帰ってくることを祈りましょう、何処から、暖かい南の島、椰子の木が生えているところから、ということなの。
そのあと「復員だより」という番組でこの歌がテーマソングとして流れていた。いまでも、この歌が歌い継がれているのは、この歌がずっと流れていたから。そういう深い意味がある。戦争いやだよね。平和が何よりでございます。
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/16 (Mon) 18:31:43
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「案山子」を歌い終わって
--「はたけ」っていう字、二つあるの知ってはった?
--火ヘンに田んぼと書く「畑」と、白い「畠」がありましたね。同じハタケと読むのに、火ヘンの畑と白い畠があるのはどういうこと、チコちゃんにしかられるぞ。(笑い)僕も知らなかったんで調べたの。そしたら、昔山を切り開いて作った畑、焼き畑って聞いたことない? 山を焼いて畑にしちゃう。木が燃えると灰ができる。灰はアルカリの肥料になるんですよ。だから、焼き畑でできた畑を火ヘンの畑、じゃ白い畠は何? 原っぱのところ、白い乾燥したところの畠、そういうふうに使い分けてたの。今は火ヘンの畑が主になっているけどね。ほら、またチコちゃんに褒められちゃうぞ、憶えて帰ると。
ここらで体動かしましょう。ドのポーズは両手を頭に乗せましょう、レは両手を肩に持って行く、ミは小さい前へ倣え、ファは胸の前で手をクロスします。手を腰に持ってきてソ。膝の上に手を置いてラ。膝頭に手を置いてシ。これに歌が入る。母さん前でやりなさい、お手本。
「ドレミの歌」です。ところが、いきなりミのところで
--あ、間違えた。(笑い)
--だから、先生でも信用しちゃダメ。(笑い)
--ま、いいや
--仲間に入れてあげてね。あとでね。(笑い)
「ドレミの歌」が終わって
--すんませんでした(笑い)、でも、みなさんすごい。
その通りです、この歌は歌集に載ってないのに、みなさん歌も完璧、動作もほぼ完璧でした。(さては、ふだんからやっているな)
--でもなんか、みなさん、うちの母ちゃんの間違った通りにやったね(笑い)
--「噂を信じちゃいけないよ」他人信用したらあかんで(笑い)。信用するから騙されんねんで。なんちゃら詐欺ゆうのあるやん。みなさん、考えてみ、儲かる話他人にするか(笑い)。私絶対しやへんもん。自分ひとり占めしたいもん。だから「これやったら儲かりまっせ」という電話かかってきたら、「あんた、儲かる話ひとにしたらあかん。自分で儲けなはれ」言うたり。これが一番ええのや(笑い)。ああ、そや、今どこの歌歌ってたの。あ、荒城の月
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/16 (Mon) 19:15:16
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「荒城の月」を終わって
--土井晩翠さん、すごい人ですね。亡くなられてもこうして歌が残っている。
--みなさん、ゆうても先長ないでしょ、私もそうですけど。今までの倍生きるなんてこと、思うてへんでしょ
--ハハハハハ
--いやや、ほんまに
--思ってるかも知れない(笑い)
--あ、そうかい...おい。でもね、これだけは覚えてて、明日のことなんか考えないの。だって、みなさん怖い思いしたんやろ。「よう生きてた」思うてはったやろ。私らもそうやってん。私らも阪神淡路以降、神戸で震災に被災してから以降、美味しいもんはその日のうちに食べる
--うーん、やっぱ人生観変わった?
--変わる。変わった。美味しいもん明日に残しとこう思わなくなった。だって、思うとったら食べられへなんで、あの時、冷蔵庫グチャってなってねん、もう。どのくらい後悔したか(笑い)
--うん、みなさん、美味しいものから食べるね。残さねえで。
--ほんま。それで、さっきの話よ。目開いたことに感謝せな。私ね、50センチ、もうちょっとズレとったらタンスの下敷きになってたかもわからへん。倒れとってんから。ほな、私ここに来れてへんもん。だから、朝目が覚めて、目が開いた思うたらさっきの話でっせ。有難ーい気持ちになりまへんねん。次に、今日に感謝して「有難や節」知ってる?
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/17 (Tue) 22:21:03
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「有難や節」の前に、米村さんの話が続きます。
--私、このあいだ熊本にも行ってきました。熊本の人にいつも言うたるねん。あんたら自慢し..いうて。私ら神戸・淡路の人間は震度7一回しか体験できひなんで、熊本の人震度7を二回体験しはってん。負けたー(笑い)。こう思えるようになったら幸せ。生きてるからやねん。その時、私が「負けた」言うたら、(熊本の人)「勝った」言いはってん。今ようやく日常明るく前向きに考えられてるから「勝った」言うてるわけで、これが大事やねん。引きずっとっても明日来(き)やへん。明日絶対来(く)んねんから、生きてることに感謝しよう。
まして、私たち先短い、私70やん、100まで生きたかて、あと30年。これから短いやん。そう思たら今日感謝やて。それから今日ここに来れたことほんとうに感謝。そう思たら、毎日感謝して「有難や節」歌おう。そしたら毎日が楽しい。
歌い終わって
--去年私、青森の方に旅行に行ったん、恐山に。いたこさん言う人がおってね、あっちの人とお話させてもらえる。私のオフクロに聞くこと忘れとったことあって、いたこさんに教えてもらわなあかんて去年行った。なに忘れたかて、通帳の暗証番号(笑い)。そしたらね、そこに行くまでに三途の川がある、あれでっせ、今もう向こう行かれへんよ。なんでって。三途の川にかかってる橋、「老朽化により通行止め」って書いてある、ほんま。
--ワッハッハ
--渡られへんや、みなさん早よ行きたいと無理やで今。もうちょっとこっち居(お)り、
--みんな断られた人だよ。(笑い)
--ほんま、ほんま、三途の川通行止めやから今、渡られへん。それより、今こっちにおって、冥途の土産ぎょうさん作んねん。笹蒲鉾持ってっても向こうあかんで、途中で焼かれるから(爆笑)。ほな、どんな土産やいうたら、こんなおっさんがおってん、こんなおばちゃんがおってん、こんな石巻ええとこやねん、あんなところがあんねん、ぎょうさん石巻のええところ思い出で持って行きなはれ。ほな、向こうで閻魔さん、「ほな、おまえ天国行かしたるわー」てゆうてくれはる。まだみなさん、冥途の土産ぎょうさん用意してへんやろ。あわてたらあかん。両手に持ちきれんくらいの冥途の土産持って行きなはれ。思い出や。
--忘れてしまうんだ。(笑い)持って出るんだけど、もう
--あー、忘れた(笑い)
--そやな、ほんまやな。僕どっかで帽子忘れてきてな。みなさんと同じや。でも、まだあわてて向こう行かれへんからな。毎日、目が覚めたら「おおきに」続けまひょ。そしたらな、「青春時代」に戻れんねん。
--はい
Re: 歌声喫茶・やわらぎデイサービスセンター・2019.11.25午前 - 市民の会 .
2019/12/18 (Wed) 19:18:31
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「青春時代」「ああ人生に涙あり」を終わって
--はい、ありがとうございます。みなさん元気やなあ。
--はい、元気
--もうかれこれ2時間はやっているのに
--飛び切り元気なのが集まりました(笑い)
--いや、途中心配したんやけど、元気やわー。さっき、これやろう思て忘れてたんやけどね、アコーディオンてクラシックだって出来まんねん。
--エリーゼのために
--トルコ行進曲
--いや、この先は練習してへんからね(笑い)
--こういう時は便利なことばがあってね「ここから先は有料」(笑い)。ほんとは練習してへんから出来ひんのやけどね。最後にこれをやってみましょう、ハンガリアンダンス言うんやけどね。
ハンガリー舞曲第五番にみなさんの手拍子です。
--イェーイ、プロだ、プロ。
--ありがとうございます、いや、プロではない、風呂屋の看板ぐらい(笑い)
--すごいなと思ったのは、あとバイオリンの人覚えてる? 女性の方。来たから「ちょっと、寄らせて」って、もうすごい人、それと同じくらい(拍手)
--もう一曲やらなあかんやないか、うまいな口が(笑い)
--いや、その人は全国歩いているプロの方なので、それと同じくらい
そんなやり取りの後、加藤登紀子の「100万本の薔薇」を演奏してくれました。
--ブラボー(鳴りやまない拍手)
--もう、ない。出尽くしちゃった。今日はほんとにありがとうございました。どうぞ、お元気で。
--あ、それとね。私だけが嫁さんと来させていただいているんですけど、実はここにたくさん名前が書いてあるでしょう。私がここに来られているのは、こういう人たちから「これを交通費にしてください」ゆうて寄付金を頂いているんです。その人たちの思いが、私たちをここに来させているんです。みなさん、阪神淡路大震災で痛みを感じているから、痛みをみなさん知っているから応援して下さっている。こういう人たちのおかげで私が来れているということ。みなさんもね、ご自身だけやなくて、神戸のこれだけの多くの方がみなさんのこと、心配して応援してくださっているということ、しっかりと心にとめておいてください。お願いします。今回ね、これが最後になると思うんです。最近、災害があちこちに多いですよね。あまり長いこと無理言えなくて、このあいだチャリティーやったときは、長野、千葉の方に行ってきたんですが、そんなことで、もう一応これで、みなさん復興住宅の方に移られたということでね。これからも、まだまだご苦労続くと思うんですけれど、「おおきに、目が覚めました」という形で元気にお過ごしください。ほんとにありがとうございました。
この後、歌声喫茶一行は「やわらぎ」さんでお昼をご馳走になりました。ありがとうございました。